ゴルフの競技方法

2013年06月06日

<< 前のページへ戻る

ゴルフの競技方法というと、一般的にはストロークプレーがすぐに思い浮かぶ代表的なものですが、実はその他にも驚くほどさまざまな競技方法があります。
一部のイベントなどでは独自に考え出されたルールで競技を行っている場合もありますが、一般的なゴルフ競技というところでのその他の競技方法をご紹介します。

【ストロークプレー】
打った打数(ストローク)の合計を競う方法で、別名メダルプレーとも言われているそうです。
今日ではもっともよくみられる競技方法で、プロゴルフトーナメントは冠に別方法(○○プレー)の名称が入っていなときはほぼこの競技方法が採用されています。

【マッチプレー】
二人または二組のチームがホールごとの勝負を18ホール(時には36ホール)をプレーをして勝敗をつける競技方法です。
例えば、9ホール終わった時点で5ホール勝ち、1ホール引き分け、3ホール負けだとすると、その状態を2アップ(5-3=2)という。(逆に負けている側からすると2ダウンという)
そして、残りのホールで逆転が不可能になった時点で勝負が決着する競技方法で、必ず最終ホールまでゲームが進むという競技方法ではない。

【サドンデス】
ストロークプレーにしてもマッチプレーにしても、既定のホール数をプレーしても勝敗がつかない場合に、勝負がつくまでプレーを継続する競技方法を言います。(最近ではプレーオフとしてよく聞かれることが多い)
3名以上が同一スコアで行う場合は、各ホールでのベストスコアの選手のみがプレーを継続でき、2人の場合には先に良いスコアを出したものが勝者となる。


その他、少し変則的な競技方法をご紹介します。


【ステーブルフォード】
ストローク数ではなく、各ホールでの決められた得点(失点)の合計点数で競う方法でその中でも種類があります。
オーソドックスなもので、クラッシック・ステーブルフォード方式があり、イーグル5点、バーディー2点、パー0点、ボギー-1点、ダブルボギー以上は-3点という風に点数が決められている。
その他にも、得点の配分を変えた方式もあり、ハンディキャップが認められる競技の際には、各選手のハンディによって持ち点が決められて、そのきめられた持ち点とステーブルフォードで獲得した得点との差で競い合う競技方法もあります。

【スキンズマッチ】
テレビ番組などで、フォーサムで4人の選手がスポンサーの提供賞品などを取り合う競技方法として知られています。
各ホール一人だけが他のプレーヤーより良いスコアを出せば、その人がスキン(賞品)を取れますが、タイスコアが二人以上いる場合はそのホールの賞品を次のホールに持ち越す方法です。
つまり、タイスコアのホールが続くと賞品がどんどん増えていく仕組みで、最終的に一瞬で勝敗が決まる競技方法です。



さらに、二人一組もしくは複数人のプレーヤーがチームになって競う競技方法としては以下のような方法があります。


【ベストボール】
チームのスコアを決める方法で、二人の場合は各ホールの良い方のスコアだけをカウントしてチームのスコアにします。
四人の場合は各ホールのベストスコアだけを取る場合とベスト2またはベスト3のスコアをカウントする場合があります。

【フォーボール】
2対2のダブルスとしてのゲーム方式。それぞれのチームのベストボールを選んでマッチプレーを行うゲーム形式です
世界選手権などのようにチームのベストボールを「ストロークプレー」で競うこともあります。



その他にも、いろいろな競技方法があり、アマチュアのコンペやテレビ番組などでも特殊なゲーム形式で楽しんでおられます。
当たり前と思っている通常のルールもそうですが、大人数で集まった時にはいつもとは違った競技方式で楽しんでみるのも一つの手ですね。
新鮮な楽しみが味わえることと思います。



そんな時にも、しっかりとコースを回れるだけの腕は磨いておいていたいものですね。
やっぱり、どんな競技方法にしてもスカッとナイスショットは気持ちいい!
その為にも、日々の打ちっぱなし練習ではぜひ「ウチッパ」を!