ゴルフのワールドランキング

全米オープンは先日終わりましたが、その際にワールド・ゴルフ・ランキングという言葉をよく耳にしたことと思います。
ワールドランキングといわれているがゆえに、意味はそのままの通りなのですがどういう基準で決められたランキングなのかおさらいを。

ワールド・ゴルフ・ランキングは世界のゴルフ選手の実力を過去2年間の成績を元に評価してランク付けするシステムで、大きな大会出場の為のQTの基準としてもつかわれます。
ちなみに50位以内に入ると、マスターズや全米オープンなどのメジャー大会のほか、大きな世界レベルの大会に招待されます。
過去には、2010年8月23日から9週間にわたって宮里藍選手が、日本人としては初めての女子ゴルファー世界No.1にランキングされたこともあります。

ランキングそのものは、先述した過去の2年間の成績を元に出されますが、直近13週間の試合成績に重点が置かれ、さらに残りの91数の成績もより最近の成績の比重が高くなる形でポイントが集計されます。
そして、その獲得ポイントを出場試合数(最低40試合・最高60試合)で割り、算出したポイントがランキングの順位として決められるシステムで、毎週月曜日に週末のトーナメント結果を反映する形でランキングが更新されていきます。

試合の成績によって獲得できるポイントは、その大会の規模や出場する選手のレベルに応じて異なり、メジャー大会のような出場選手のレベルが高い大会で獲得できるポイントは大きいとされていますが、基本的には
①アメリカPGAツアー
②欧州PGAツアー
③日本/オーストラリア/南アフリカ　各ツアー
④アジア/アメリカネーションワイド　各ツアー
⑤欧州チャレンジ
⑥カナダツアー
以上のような順で獲得ポイントが少なくなるシステムになっています。

ちなみに、ランキング1位の最長記録はグレッグ・ノーマンの331週でしたが、あのタイガー・ウッズが623週しゅうという記録を持っています。



ワールドランキングもどこ吹く風、競争相手は前回の自分!
日々の打ちっぱなし練習ではぜひ「ウチッパ」を!