名門と呼ばれるコース

2013年06月29日

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画像を拡大する 小野ゴルフ倶楽部

ゴルフのコースは名門と呼ばれるコースが多数あります。
では、何をもって名門といわれているのか?そんな素朴な疑問についてご紹介いたします。

アメリカでは以下の7項目を基準としていて、その総合得点でランク付けがなされているそうです。
1)ショットの価値=20点満点
2)難易度=10点満点
3)デザイン・バラエティー=10点満点
4)メモラビリティー(印象)=10点満点
5)景観=10点満点
6)コンディション=10点満点
7)雰囲気=10点満点
だということです。

他にも、ランキング発表の主催者が選定の基準を付加することもあり、名門コースがこうしたランキングだけで決まるとは言えないというのが実情です。
それこそ、歴史と伝統を継承しているコースは有無を言わずに「名門コース」として周知されていますし、他方でプライベートコースで競技に使用されないコースも中には存在します。

日本ではゴルフ・ダイジェスト・チョイスの「日本のベスト100コース」が有名ではありますが、WEB上でその結果や評価基準を公表していないこともあってか、一般ゴルファーの認知度は低く、その結果、周知されているのは歴史や伝統をより重んじた「名門コース」になっている感は否めません。
日本ゴルフコース設計者協会(JSGCA)はアメリカの評価基準を評して『「しっかりした基準」「公平に、的確に評価できる選者」が2本柱で、可能な限り公平なシステムであり、わが国でも公平な人選を行って、カテゴリー別のコース評価ができるように努力したいものである』
と述べられていいます。

アメリカの選定基準が公平に的確な評価がされているか否かはさておき、結局のところコースのランキングはそのランキングの趣旨や評価基準がはっきりしないことにはやはり、既成事実(歴史や伝統または有名トーナメントの開催場所)が優先されているように見て取れます。

名門と呼ばれる限りはいずれのコースも素晴らしいことには間違いがないと思いますが、何をもって名門なのかはそれぞれの評価されている特徴なのかもしれませんね。


歴史や伝統はこれからの目標です。
日々の打ちっぱなし練習では、ぜひ「ウチッパ」を!